三明を知るEPISODE 02

「ロボット×AGV」の発想から
生まれたAGBOTが、生産現場が抱える
高齢化・人手不足を解決していきます。
大阪支店 北陸営業所 主任
Y.W
2012年入社

営業先への新製品紹介をきっかけに
依頼を獲得
毎日交わされるお客様との会話の中で、少子高齢化や人手不足の問題がありました。 三明はメーカーとしての側面を持ち、自社製品開発ができる「自動化提案をする会社」(システムインテグレーター)という強みがあります。 お客様の問題解決のため三明の新開発製品「AGBOT」(AGV ROBOT:移動型人協働ロボット)をご紹介したことがきっかけです。とはいえ、製品紹介だけで導入が決定されるわけはなく、足繁くお客様に通いながら提案を続けることで、工場自動化に関する依頼をいただくことができました。

「AGBOT」を使った
三明にしかできないアイデアが完成
複数の機械を人がやり取りするように稼働させる。詳細までヒアリングしたお客様ニーズを分析し、新開発商品「AGBOT」と「AGV」(無人搬送車)を組み合わせて制御する「固定されていなくても正確に移動・稼働するロボットシステム」という三明にしかできない提案が完成しました。 FA業界では導入が進んでいないテーマでもあり、お客様の心をつかみ問題を解決する糸口として採用されることになりました。
完成度を高める秘訣はお客様と一つになること
いまにして思えば、世の中にないことへの挑戦の連続でした。 お客様の求めに対する理解・把握のために、社内各部署をはじめ三明グループ2社と打ち合わせを何度も重ねました。 装置やシステムの仕様を固め構想は立てたものの、進捗に合わせた仕様変更や試行錯誤が連発。 お客様の社内設備工事における現地対応でも、新たな問題が発生すれば改善を繰り返し、お客様と一緒になって完成度を高めていきました。 この取組みのおかげでAGBOTの「電動ジャッキ機能」が新開発され、動作上の問題解決だけでなく生産性の向上にも成功しました。


移動型人協働ロボット『AGBOT』
プロジェクトはおよそ1年10ヶ月を費やし完成
こうして弊社社長を含めた三明グループ20名ほどのメンバーが従事したプロジェクトは、お客様と現場でアイデアを出し合い課題を克服した1期〜2期の工事対応を含む約1年10ヶ月の期間を費やし完成しました。 お客様の工場内では、今日も制御された複数台のAGBOT・AGVが正確に稼働し、人がいない環境でもロボットが生産する最先端工場として生産活動を続けています。

大阪支店 北陸営業所 主任
Y.W
2012年入社
世の中にないものをいち早くお客様のもとに。
この言葉をモットーに、弊社笠井社長にも期待される「明るく、面白い」キャラを発揮しながら営業活動に励んでいる。
新開発商品を使った新用途開発案件の営業担当として、お客様満足度を上げるために考え模索する日々は、これからのキャリアを考える上でとても良い経験になりました。 あらゆる業界を相手にする三明では、FA業界以外にも挑戦できる営業環境があります。 会社も全力でバックアップしてくれるので、食品・化粧品・薬品といった三品業界でも評価される実績を積んでいきたいと思います。